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あやしい食虫植物園
初稿[2007/11/27]
改訂[200*/**/**]



ハエトリグサ(Dionaea muscipula)栽培への道


♪ b.ハエトリグサの名の由来 ♪

1.ハエトリグサの標準和名

植物の学名・和名を調べる際に良く利用されるモノに Ylist と言うモノがあります。
大変な労作で和名と学名を結びつけた日本標準と言えるモノですが、こと食虫植物に関しては出典が古く、 最新の学名が反映されていない種類もありますのがちと残念。

その Ylist によるとハエトリグサの標準和名は『ハエジゴク』となっています。
このごろは『ハエトリグサ』または『ハエトリソウ』が一般的な呼び名で、 『ハエジゴク』と呼ぶ人はほとんどいないでしょうから、 この標準和名はもう変更した方が良いと思いますが、 実は植物の標準和名について管理する機関(学会等)・規定はなく、 現在の標準和名が決定されるプロセスは、 巷間流布されている名前を権威ある図鑑等が採用したかどうかにかかっているとの事だそうです。

驚いたな。



2.美しき学名

さて沖縄出身で、現在は上海で農業会社をやられている つっちー★★さん
素晴らしきHPを持ち、メルマガを主催されている人格者であります。
最近はあまりやりとりはしていませんのでかなり旧聞となってしまいましたが、 日記に以下の文章を出されました。
「ハエトリソウの属名 Dionaea は、ギリシャ語の美女ビーナスを意味する。その葉の様は、 美しくエレガントだ・・・」
素晴らしき文章、美しき表現能力、ああっ私もこのような名文を書いてみたい。
しかし...........


ハエトリグサの原産地であるアメリカでの呼び名(米名)は < Venus' Fly Trap >ビーナスフライトラップ で、

 Venus = ウェヌス = ギリシャ神話に登場する女神(英語読み:ビーナス)
 fly = フライ = ハエ
 trap = トラップ = ワナ (捕獲器)

であります。

学名の< Dionaea muscipula >ディオニア マスシプラも

 Dionaea => Diana = ディアナ = ローマ神話に登場する女神(英語読み:ダイアナ)
 muscipula = マスシプラ = 沼地の

でありますので、 米名のビーナスが女神つながりで転じてダイアナとなり、 命名されていることは十分理解できると思います。
また和名の、 『ハエトリグサ』または『ハエトリソウ』が米名から来ていることも容易に理解できることでしょう。
それでは米名のビーナスはどうして付いたのでしょう?



3.驚愕の米名

ハエトリグサの造形は見事でその機能的な美しさは群を抜いていますが、 管理人を含む一部のマニア的な意見であって、 そう一般的な評価とはいえず、美の女神とはいささか誉めすぎであります。ではなぜ?

ハエトリグサが欧州に紹介されたのは大航海時代。
博物学と称して世界中の産物が欧州に持ち込まれいた頃の植物学者がビーナスフライトラップと名付けた、 と思われます。
改めて問いましょう、なぜビーナスなのか?
実は
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ビーナスとは当時のスラング(俗語)で女性器を意味し、 新大陸(現北アメリカ)に到達した植物学者はハエトリグサの形状から

『オ○○コ型ハエ取りワナを持つ植物』

と名付けたのでした。

う〜ん、サイトの品位を落としてしまった。
しかしてこれは実話でありまして、信頼の置ける文献にキッチリと記載されています。

でもアレの呼び名はアメリカではビーナス、日本では観音様なのですね......



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