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あやしい食虫植物園
初稿[2006/06/13]
改訂[2006/07/09]

取るべきか、取らざるべきか...

セファロタス フォリキュラス(Cephalotus follicularisの花について


Cephalotus follicularis

Cephalotus の紅葉



2006/06/13


2006/06/13 花茎7cm


2006/07/09 花茎25cm


2006/07/19 花茎30cm


2006/07/19 花


2006/07/19 花 拡大


(2006/06/13)
セファロタスはオーストラリアに固有の1属1種の食虫植物で、 ネペンテスの小型版のような独特のフォルムは多くの食虫栽培家に愛されています。

和名をフクロユキノシタといいます。
”なるほど捕虫葉のフタの部分がユキノシタの葉によく似ているな〜”
と納得し、文献を読むと全然違いました。
花の構造がユキノシタ科のものに似ているということで付けられたのだそうです。

この度、管理人栽培品から見たことがない芽が出てきました。花茎の様です。
花を付けると枯れるというウワサがありますが、花も見たいし、自家製の種子も欲しい。 しかし、やっと3〜4cmの壷を着けるようになったばかりだし...さてどうすべきか?

各方面にお問い合せを出しておりますので、随時情報を書き加えていこうと思っています。






(2006/06/15)
集まった情報を整理しますと、

【開花=枯れる説】についてのご意見
「好条件では枯れないが枯れる傾向が強い」ということに集約されました。
ではどんな風に枯れてしまうのでしょう?

【枯れていく状態】について
 @ 花茎は種子が熟すと枯れ込んで、その時に地下茎まで枯れてしまうことが多い。
 A 大きな株で咲くに任せて放置していたら枯らした事がある。
 B 連なった全株ではなくて花芽の着いた条が枯れてしまったこともある。
 C 花茎が枯れても腋芽が出るので枯れない。
 D 蕾が上がってきた場合、できる限り早い段階で切除してしまったほうが良く、 かなり花茎が伸びてから切除した場合も危険かもしれません。

この5つの観察状態から考えられるの結論について御投稿いただいた文章をそのまま載せてみましょう。

”推測ですが開花結実した条は種を落として枯れてしまうが、株全体としては普通は生き残る。 枯れてしまう部分がどのような変化をしているかはわかりませんが、 栽培下ではその枯れ込みが健常な株全体に波及して枯れてしまう場合がある、ということなのかもしれません。” <byなちさま>

大変理解し易い推論です。ではどうしたら枯らさずに済むのでしょう?

【枯らさないための条件】についてのご意見
 @ 種が熟したのを見計らって花茎を切ると枯らさないで
済む。
 A 根がしっかりしている物は腋芽を吹いて更新する。
 B 花が咲くのが夏になる場合暑さで弱ることが考えられるので、夏場涼しく過すことが出来れば問題は無い。

さて逆説的に推論をまとめると

”原産地では開花期である夏場は25℃平均ぐらいであるが、 タダでさえ開花結実にエネルギーを消費している開花期に30℃を度々越す日本では、 花後の花茎の枯れこみが株に影響し、力無い株は全体が枯れてしまう。”

ということの様です。

いまさら株に力を蓄えて貰うわけにも行きませんので、 開花結実後に花茎を切り取る方向で対処しようと思います。


(2006/07/19)
待望の開花です。
私が花茎に気がついてから約1ヶ月ですので、 花茎の芽出しで気がついていれば1ヶ月半と言うところでしょうか。

花弁らしきものはなく、白い萼(ガク)の中に雄しべと雌しべが見えます。
まあ鑑賞価値は無いと言って良いはなですね。
   ・
   ・
この後、雄しべ・雌しべの充実を待ちジブリングしてみたのですが、結実しませんでした。
しかも花茎の先の方から枯れ込んできたので、切り取ってしまいました。
10月現在、この株は新しい袋を付け元気です。どうやら枯れずにすんだようです。



セファロタス フォリキュラス(Cephalotus follicularisの花茎
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